●生前戒名のススメ
・生きているうちにいただくのが本来の戒名 ・仏教徒として新たな気持ちになることができる
・お葬式での経済的負担が軽くなる
長福寺では、生前に戒名をいただくことをお勧めしています。
戒名は、人が亡くなった時にいただく名前と考えている人が多いようですが、本来は、「仏教徒になった時にいただく名前」です。 ですから、生きているうちにいただく、というのが本来の戒名なのです。
しかし現在の日本人は、生まれると何となく仏教徒となり、人生を過ごていきますので、あらためて「仏教徒になる」正式な儀式をしていません。 だからお葬式の際に、遅ればせながら戒名をつけて、仏教徒として供養をしているのです。
長福寺では、これを本来のかたちに戻し、戒名を生きているうちにつける、つまり、正式な仏教徒になっていただくということをお勧めしています。 またお勧めするのには、次のような理由もあります。
《人生が充実する》
戒名をいただくことで、仏教徒として「生まれ変わった」という気持ちになれ、人生が充実し、運命が開けてきます。
《戒名を使える》
戒名は死んだ時につける名前ではなく、仏教徒になった時につける名前ですので、ぜひ生きているうちに使ってください。例えば雅号やペンネームのようにも使うことができます。またそれによって仏教徒という意識が高まり、心を安らかにすることもできます。
《経済的負担が軽くなる》
生前に戒名をいただくことで、遺される家族の経済的負担(お葬式の際の戒名料が必要ない)を軽くすることができます。